ラーメン店 訴求ヒント
~価格競争だけにならないお店の「売り」を伝える。~
① ラーメン作りの物語を説明しましょう。
世界一番食べられているラーメンは日清のカップヌードルではないでしょうか。
世界一食べられているラーメンがイコール一番美味しいラーメンではないでしょうが、日清カップヌードルは世界で一番宣伝がかけられているラーメンでしょう。
ですから皆様には、自店のおいしいラーメンの物語を宣伝してほしいのです。
キャッチコピー掲示板に大きなラーメンの写真、厳選された材料、手間暇惜しまぬ仕込み、熟練の製法などでラーメン作りの物語をお客様に伝えてください。
そのラーメン作りに魅了されたお客様の味覚は至福の一杯として感動されるでしょう。
② サービス内容、イベント内容を具体的に伝える。
「うちのラーメンはどこにも負けなないくらい美味しいから宣伝なんていらない」と店主は言います。
お客様は「みんなが美味しいと言っている、行列ができている」から来店しているのかもしれません。
お客様全員が料理評論家のような味覚を持っているわけではありません。
お客様は「行列で出来ているお店に行ってきた」と自慢しているだけかもしれません。
味覚は様々なイメージに左右されるものです。
例えば、「高級料亭やフランス料理出身のラーメン屋店主」などの肩書がラーメンの味を際立たせるのです。
ですから、「お客様に価格以上のものを味わってもらう」の心意気で、サービス内容やイベント内容を掲示しましょう。
③ 一度食べてみたいと思うキャッチコピーを伝えましょう。
行列ができているラーメンそのものが集客装置になっています。
しかし、「今のはしょっぱかった」などお客様の味の信用を落とせば、その行列も途絶えてしまいます。
味の信用を続けることは、並大抵の努力ではありません。
味の信用の努力を続けながら、「一度どうしても食べてみたい」というウリをキャッチコピーとして掲示します。
例えば、その味に行きついた努力や、その味をキープし続ける製法などの経緯を文章化して掲示しましょう。
④ ネット集客サイトへの検索ワードをPRしましょう。
今や多くのお客様がネット集客サイト経由で来店されています。
ネット集客サイト内に広告を打つことも必要なことなのかもしれませんが、店舗近隣のお客様に、ネット集客サイトへアクセスしてもらうようにすることも大切です。
ネット集客サイトの内容と(詳しくは食べログ「○○検索」で)などの事をキャッチコピー掲示板で掲示しましょう。
近隣のお客様がネット集客サイトの充実した内容を確認してからご来店いただければラーメンのおいしさが倍増するでしょう。
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